NetSkateKoban Nanoは『不正な端末の脅威から情報システムを守るセキュリティ機能(不正端末の検知と接続阻止)を、手間をかけずに構築したい』というニーズに対応した製品です。
NetSkateKobanの強力なセキュリティ機能はそのままに、専門的な知識が不要でかんたんに導入できるようにしました。
小規模なネットワークから多拠点にまたがる大規模なネットワークまで柔軟にサポートします。
注)VLAN( Virtual LAN、仮想的なLANセグメント)で構成されたネットワークに対応した製品は NetSkateKoban Nano(V) となります。
スイッチやハブのLANポートにNanoを接続します。接続後、Nanoは自動的に端末情報の収集を開始します(端末の検知)。NanoのWeb UIにブラウザでアクセスすると、検知した端末を一覧で確認することができます。
検知した端末の一覧上よりネットワークに接続しても良い端末を選択し、ホワイトリスト(接続を許可する端末の一覧)に登録します。ホワイトリストのファイル(Nanoのホワイトリスト形式のもの)が既に存在する場合は、Nanoにアップロードすることも可能です。ホワイトリストの設定では、端末別に任意の期間だけ接続を許可することもできます。
不正端末接続の監視を開始します。ホワイトリストに登録のない端末を不正端末と見なします。
Nanoマネージャは複数のNanoを一元管理することができるツール(無償)です。
Nanoマネージャは各拠点で監視をしているNanoについて、端末接続状況の確認や端末情報のアップロード・ダウンロードを行うことができます。
Nanoマネージャがあれば、全国の拠点に存在している端末を管理することもかんたんに行うことが可能です。
注) Nanoは自律して動作するため、NanoマネージャなしでNanoを運用することは可能です。
アンチウイルス製品やUTM(Unified Threat Management、統合脅威管理)から送信されるSNMPトラップやSyslogを利用することで、端末情報の取得・端末の特定を行い、遮断やメール通知などの機能へ連携することができます。この機能を活用することで、コンピューターウイルスなどの感染拡大を抑止し多層防御を実現することができます。
端末検知 | ARP検知 |
端末管理 | ホワイトリスト登録制(終日許可/時間帯指定可) |
遮断方法 | 多角的通信妨害(特許技術) |
通知 | アラートメール送信 |
監視インターフェース | Web UI操作(各一覧表示、CSV出力) |
設定インターフェース | Web UI操作、CSVインポート対応(複数台一元管理用マネージャも同様) |
外形寸法 | 約 24.3(H) × 83(W) × 58(D) mm (突起部含まず) |
重量 | 80 [g](本体)・ 105 [g](ACアダプタ) |
LANインターフェース | 10BASE-T / 100BASE-TX (AUTO-MDIX対応)× 1ポート |
動作温度範囲 | -20 〜 70℃ |
電源 | 100 – 240V(ACアダプタ付属) |
消費電力 | Typ. 1.2W |